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ゆったり、まったり、平穏に。


by cafe_hananeko

ハンター

 猫というものは人類が滅亡しても生き延びると言われているくらい野性を持っているそうです。飼われていた猫でも比較的すぐ野生化するとか。飼い猫でも、ふとしたきっかけでその本能が垣間見える時があります。

 我が家のハルミも少し野生化が始まっている気がします・・・・単にそういう時期なのかも知れませんが・・・・。

 最近、陽気も良くなり頻繁に外に遊びに行くのですがやたら蝶やら何かを追いかけてる様子でして・・・・。それだけならまだ可愛らしいんのですがどうも近頃はトカゲを追いかけているようで、母曰く庭にトカゲの尻尾が大量に落ちているらしく・・・・(´Д`)でも、まだそれだけなら良かったのですが・・・・・・・・先日遂に・・・・・・・・




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庭を何か咥えて走っていたので何かと思って寄ってみると・・・・・・・・


 ※以下閲覧注意





















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 ま、まさか・・・・そいつぁ・・・・・








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ぎゃあああああああぁぁぁぁぁ!!
良く見ると2匹咥えてます((((;゚Д゚)))
着実にハンターとしてのレベルが上がっているようです(;・∀・)
このまま野生化したらどないしよヽ(д`ヽ)。。オロオロ。。(ノ´д)ノ

 ネズミさんごめんなさい(´人`)
皆さんもなるべく無駄な殺生は控えましょう(;・∀・)

う~ん、猫はやはり可愛いだけではありません!だが、そこにシビれる!あこがれるゥ!(・∀・)
# by cafe_hananeko | 2010-05-15 23:44 |

2度目の

 前回に続きまたも同じ依頼主様から絵の仕事を頂きまして、今回は秋田の伝統工芸で天鷺ぜんまい織りと言われるものです。
ぜんまい織りとは皆さんご存知のあの山菜のぜんまいの綿毛を水鳥の羽毛と真綿などと混ぜ糸を紡ぎ、その糸と綿や絹の糸を用いた織り物だそうで、特徴としては保温性、防水性に優れ 防虫、防カビ効果があるそうです。
 ゼンマイの毛から糸を紡ぐなんて先人の発想には驚かされます。更に一反織るのにも2ヶ月位かかるらしくその努力には頭が下がります。

 さて、そんなぜんまい織りですが今回も何はともあれまずはラフを
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 よく見ると分かる、と思うのですが実は影が白鳥の形になっている。
つまり実はこの娘は白鳥だった、と言う場面です。この案は依頼主様からの提案で、猫は私が勝手に書きましたw猫(と観賞者)だけは気付いているって感じですね。
 夜の静謐な部屋で揺らめく行灯の明かりの中、機織りの小気味の良い音だけが響いている―――と言ったちょっと神秘的な感じを内容が内容だけに狙ったのですがちょっと暗すぎると言う事で没に(;^ω^)
 伝統工芸だからすこし堅いイメージでとらえすぎていたらしく、もっと明るくして欲しいとの事だったので・・・・

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できたのがこの2つ。下のはちょっとやりすぎましたm(_ _)m明るくって言うベクトルを違う方に持って行ってしまいました。
 結局上の絵が採用され描くことになったのですが流石、職人さん。機織り機の部品が足りない、これでは織れないとの指摘を受けてしまいました。言われてみると確かに書き忘れがっΣ(゚▽゚;)!!う~ん、やはり着眼点が違います、勉強になります、以後気をつけます(;><)と言うことでネットや本を借りて調べたり、資料を送っていただいたりしてどうにかこうにか完成した絵がこちらです。


2度目の_a0169146_0184558.jpg

今回も分からない事だらけで苦労し迷惑をかけましたが概ね好評だったとの事で一安心です。自分としてもまだまだ納得のいかない点だらけで至らなさに腹立たしくもありますが、それは次回に活かしたいと思います。と言うか納得したらそこで終わりとも言えますし。でも人生で1点くらいは傑作を描き上げたい、なんて思ってたり・・・・。

 ところで実はこの絵が前に言っていたGWに描き上げた絵なんですが・・・・・お気づきになられたでしょうか?この絵を描いた数時間後の話・・・・奇妙な一致を?何の因果か摩訶摩訶不思議(ΦωΦ)
# by cafe_hananeko | 2010-05-08 00:52 |

GWの黄金体験 その②

 まさか2度も用水路から仔猫をすくう事があろうとは夢にも思っていませんでした。

 その日は徹夜で絵を描いていて漸く作業が終わり完成し、肩の荷も下り一息つきテレビを見ていた時でした。
何やら雑音が聴こえる。耳を済ましてみると猫の鳴き声の様で初めはテレビのBGMかと思いましたがどうもリズムも合ってないしおかしい。どうやら外から聞こえてくるみたいでした。ウチの猫かとも思いましたが鳴き声が違う、と言うか仔猫の鳴き声のようだったので家族と、もしかして猫が川にでも落ちてるんじゃない?と話していました。
まさかとは思ったものの実は以前飼っていた猫(ハナ)が落ちたこともあり気になって見てみる事に。

 外に出てみると相当大きな声で鳴いていて、どうも用水路の方から聞こえてくるようでした。う~ん、嫌な予感・・・・(;´Д`)ご近所さんの庭を突っ切って見てみると案の定いました、仔猫がヽ(*´∀`)ノ
 見るとご近所さんちの方が助けようとしているみたいでした・・・・でも網短過ぎ(;´∀`)親猫もやっと気づいたのか対岸の草むらから出てきて必死に引き上げようとしていましたが高さがありすぎて手が出ないようでした。
急いで私は自宅に戻り長い網を持ってきて合流、救出。茶トラでした。するともう一匹いるとのご近所さん情報が。茶トラはご近所さんに託しもう一匹の救出へ。もう一匹は足元の蔦の中に入ってしまってなかなか掬えませんでしたが何とかキャッチ!大急ぎで家へ連れて帰り洗ってやることに。
GWの黄金体験 その②_a0169146_2229374.jpg


 思いのほか水位が低かったのと流れもなかったのが幸いしてどうやら命に別状はないようでした。
さて、ここで逡巡。果たしてこの猫をどうするべきか?
 答えは簡単、親猫の元に返すです。
どんな境遇であれ親がいる以上、それも愛されている以上は家族は一緒に暮らした方が幸せ、自然ってものでしょう。と、言うわけでさっきのご近所さんの元へ。

 茶トラも一緒に返してきますとの旨を伝えるとそこで待ったの声が・・・・

 そう娘さん(4,5歳くらい?)が猫を飼いたいと言い出したのですw
でもお母さんに速攻却下されお別れだけ言いなさい、と(´∀`)そして放そうとしたら猫が爪を立て、痛かったのかあっさり開放。さっきまで泣きそうだったのに結構薄情、子どもってやつぁ~(^ω^;)と思いつつ親猫の元へ。




 対岸の家にお邪魔し一緒に助けようとしていたそこのおじさんと、子供を探して居なくなっていた親猫を待つことに。しばらくして親が戻ってきたのですが興奮して凄い形相です((((;゚Д゚)))まさに母は強し!って感じでした。そっと仔猫を置いてやるとすごい勢いで首を咥えて連れて行き、もう一匹も無事帰っていきました。めでたしめでたし・・・・・

と、思っていたのですがどうやらもう一匹白い仔猫もいたらしいとの情報が!?おじさんの息子さん?が下に降りて探すみたいなので私も別の方角から入って探すことに。

 結局白い仔猫は見つからず自力で上がったか親が助けたのではないかと言う事に。声すらしなかったのだから助かっているだろう、いや助かっていて欲しいと思います(´・ω・`)


 まったく、まさか人生で2度も仔猫をすくうだなんて思ってもいませんでした。単なる偽善かもしれませんが、それでもやはり目の前であんな姿を見せられては助けないわけにもいきませんしね。まあ、我関せずで平気で洗車してるご近所も居ましたが・・・・(#・∀・)
あの猫一家に幸あらんことを。
 何となくあの猫たちにはまた会える様な気がします。今度気が向いたら会いに行ってみようかなぁ、猫のようにフラっと・・・・。
# by cafe_hananeko | 2010-05-02 23:20 |